詰めてくる上司が辛い?やっぱり転職して職場環境は変えるべきなのか?
職場の上司が詰めてきて辛い思いをしていませんか?
「なんでこの仕事が出来てないの?」
「なんでアポとれてないの?なんで?」
キツい言い方で、なんで、なんで、なんでと何度も繰り返し質問をされると、どれだけ精神的にタフな人でも委縮してまいますし、これが毎日続くとじわじわとメンタルを病んでいくような気になっていきますよね。
僕も職場で上司から詰められる経験は何度もしていますので、今のあなたがどれだけ辛い状況か、痛いほどわかります。
詰められていくと段々と自分に対する自信を無くしていくんですよね。
「自分はこんなんじゃない。。。」
「もっとできるのに。。。」
悔しくて悔しくてたまらない。
でも、それを声に出せないもどかしさ。
世の中のすべての人が自分を助けれくれないような感覚になる。
実際はそうじゃないにしても、嫌でもそんな風に思ってしまうんです。
僕はわかりますよ。
本当に辛いですよね。
「詰め」の意図なんてわからない
詰めてくる上司って、いろんな意図をもって「詰めて」いるんだと思います。
そこには「あなたに成長してほしい」というポジティブな意図もあれば、ただ単に上司が「自分の成績を上げて、さらに上の上司から認められたい」という意図もあるでしょう。
ですが、何が辛いのかっていえば、詰められているこちらにはその意図が読めないというところ。
相手から、
「厳しく言っているように聞こえるが、これはお前の成長のために言っているんだからな!」
と言われれば、それが仮に嘘であったとしても、それが”真実”としてまかり通ってしまいますから...。
上司と部下という関係上、
「それって本当ですか?信じてもいいんですか?」
なんて気軽に意図を確認することも難しいでしょうし、
「なんだお前、おれのこと疑ってるのか?おれは悲しいよ...。」
なんて言われた日にゃあ、まるで自分が「上司の愛情を感じ取ることができない無能な部下」みたいになりますからね。
結局、詰められる方としてはどう動ことしても、相手の本当の意図が分からない以上、「何もしないでただやりすごす」ということが最適解になってしまうのが現状なんですよね。。。
安易な転職は絶対ダメ
とはいえ、日々詰められるような状況に耐えることは正直難しいです。
僕も精神的には強い方だと思っていましたが、上司から毎日詰められる状況が続くとさすがに病んできたことがあります。
思考がどんどんネガティブになってしまい、笑えなくなってくるんですよね。
プライベートの時間も全然楽しくなくなりますし、何をするにも後ろ向きなことしか考えられなくなってきます。
「死んだ方がましかな?」
というレベルまで病むことはありませんでしたが、
「会社に行きたくない。。。」
「上司の顔を思い出すだけで胃がキリキリして辛い。。。」
というレベルには余裕で達しましたから笑
このような最悪の状況で僕らが取れるアクションとしては
会社を辞める=転職
が一番の選択肢としてあがってくると思います。
ただ、安易に今の会社をやめてしまうと、その先の人生で詰んでしまうリスクがあるので注意してほしいです。
どうせ辞めるなら...
理由は簡単。
転職先でも同じ状況になるかもしれない
からです。
環境(会社)を変えたとしても、同じような状況(上司が詰めてくる)が起こる可能性は十分にあります。
上司がどのような人かなんて結局は運で決まりますから笑
となってくると、
転職先でも「詰めてくる上司」がいた場合、あなたはまた転職するんですか?
っていうことになるんです。
これまでの僕の経験上、人間関係がうまくいなかいなどのネガティブな理由で転職する人は、必ずと言っていいほど「キャリアダウン」してしまいます。
わかりやすく言うと、今の会社よりも条件が悪い会社に転職してしまうという事。
それって最終的には自分にとって全然よくないことですよねって話です。
もちろん、本当にキツイのであれば職場を変えることが大事です。
話も通用しないようなサイコパスに対してとれる手段は、一刻も早く逃げ出すことに限りますからね。
ただ、辞めてばかりだとキャリアダウンしてしまい、そこからキャリアップの道に軌道修正するためには大変な労力がかかります。
「こんな会社、辞めてやる!」覚悟ができたのあれば、せっかくなのでそこから学びの機会を見つけてやりましょう。
何が起こっても「ま、どうせ辞めるし笑」で流せます。
メンタル無敵モードですからやるだけやってみせましょう。
じゃあどうすればいいのか?
本質的な解決方法としては
- 仕事で結果を出して上司を黙らせる
- 上司からの「詰め」を受け流せる技術を身に付ける
この2つしかないと思っています。(ほかにあったら是非おしえてください!)
もちろん、仕事で結果を出せれば最高です。
詰めてくる上司に対して
「結果出してますから」
という”最強の盾”を手に入れることになりますから。
ただし、本当に上司がサイコパスで、あなたに対してよくない感情を持っていた場合は注意が必要です。
なぜなら、その「結果」を評価するのはあなたではなく上司なわけです。
もし仮に
「そんなものは結果といえない。俺は評価しない」
といわれれば、自分がどれだけ結果を出していたとしても意味をなさない可能性があるからです。
例えて言うなら、サッカーで言えばゴールポストを動かすというハチャメチャぶり。
こんな無茶ぶりを発揮されたら仕方ありません。
さっさと転職するか、もしくは、さらに上の上司にチクりましょう。
「どうせ辞めるマインド」をもっていたら躊躇なくできるはずです。
となると、現実的に取れる手段としては、
上司からの詰めを受け流す技術を身に付ける
ということ。
「受け流す」と聞くと大したことがない技術に聞こえるかもしれませんが、これは立派なビジネススキルであると僕は思っています。
このスキルがあれば、外資系、日系問わず、どこの会社でもやっていけるでしょう。
タフなミーティングや打ち合わせでも涼しい顔ができるようになれば、すぐに感情的になるやつよりも「大人」として見られますし、
「あいつ、なんだからよくわからないけどすげえタフだし、やべえ奴だ。。。」
「ああいうタフな奴、うちのチームに欲しかったんだよね!」
という、周りからの評価にもつながります。
社会に出ると、頭の賢さとか学歴とかもありますが、なんだかんだ人間的なタフさっていうのは非常に重要ですし、そこが評価軸になることもあります。
ハードな仕事であればあるほどそうです。
タフであることは大事
じゃあ具体的にどうすればそんな技術が身に付くのかという事なんですが、一言でいえば
上司の「詰め」なんてまともに聞くな!
っていうこと。
マジでそうです。
だって、いちいち「詰め」をまともに聞いていたら、誰だって身が持ちませんよ。
きっとあなたは真面目なんです。
優秀で、有能で、人よりも結果を出すタイプのデキる人間だと思います。
相手が言うことをしっかり聞いて、それに対して答えなきゃいけない、変えなきゃいけない、結果を出さなきゃいけないって、めっちゃ真剣に思っているはずですよね。
だから「詰め」に耐えられないんです。
真面目であることは悪いことではありませんが、社会に出ると、そんなあなたの真面目さを逆手にとって利用しようとするやつもいるので注意しておいたほうがいいです。
まともに「詰め」を聞かない方法
それは
- 自分の心の中を空っぽにする
- 相手の言葉一つ一つに反応しない
- 相手が理解してくれることを期待しない
など、様々な方法がありますが、僕が個人的に一番効果があったのが、
これは「会社」という舞台の芝居だと思いこむ
でした。
どういうことかというと、会社という組織の中では上司は「上司」という役割を演じている演者であると考え、自分もその部下である役割を演じていると思い込みます。
上司は「上司」という役割の中、精一杯「詰める」という演技をしてくれているわけだから、それに対しては自分も
「...はい、申し訳ございません。」
「...私にはわかりません。すいません。」
と神妙な顔をしてやり過ごす演技をしないと、相手の顔も立たないよなあ、と考えるわけです。
上司の詰めがヒートアップししてくると、
「なんで?」「なんで?」「どうして黙っているの?」「なんか言うことないの?」
と色んな角度から色々聞かれますがつつかれることがあるかもしれませんが、
「すいません。」
「ご指導、ありがとうございます。」
と、そこはしっかりと部下を演じてやることでかわします。
「え?たったそれだけのこと?」
と思うかもしれませんが、上司が言う言葉一つ一つをクソ真面目に受け取って、それに対していつまでたってもグジグジ悩んで前に進めない状況に比べれば、はるかに前向きで生産的な考え方です。
ようは、真面目すぎるあなたの凝り固まった”常識”だらけの考え方の中に、少しだけ「遊び心」を入れましょうという話。
最初は難しいかもしれませんし、「なんだかなあ。。。」と思うかもしれません。
中には、相手をバカにしているみたいで受け入れられないと思う人もいるかもしれませんが、上司であろうが相手を少しくらいバカにするくらいの強い気持ちをもってなければ、長いサラリーマン生活の中でメンタルやられる日がやってきます。
いかがでしょう?
「こんな会社。やめてやる!」と思うくらいなら、少しは冒険してみても面白いんじゃないかと思いませんか?
最後に
今回は詰めてくる上司について記事を書いてみました。
なんでこんな記事を書いたのかというと、過去に「詰めてくる上司」にめちゃめちゃ苦しめられた経験があるからです。
毎日会社に行くのが辛くてたまりませんでしたし、できることなら仕事を辞めたいとも思いました。
それと同時に、たとえ今の状況から逃げたとしても自分の人生は何も改善しないことも理解していました。
結局、上司を変えることはできませんし、詰めてくる意図はどうであれ、詰めから逃げることはできないからです。
だったら、最終的には自分が上司の詰めの受け止め方を変えるしかない。
そう思ったのです。
月並みな言葉ですが、
自分を変える
これこそが唯一無二の自己防衛策なんですよ。
あ、そうそう。
明らかに人格否定をしてくるような詰めであったり、ありえないくらいの罵詈雑言の場合は、スマホで録音をするなど自己防衛はやっておきましょう。
本気で「愛情」から仕方なく詰めをツールとして使う上司もいれば、ただ単に自分の憂さをはらすための手段として詰めてくる上司もいますから。
その意図は上司のみぞ知る、というところなのですが、どういう意図で詰めてくるのかはフィーリングで大体わかります。
「あ、これはちょっとおかしくない?」
と思ったら無理をせず、会社を休む、さらに上の上司に相談する、転職をするなど、しっかりと逃げるようにしてください。
逃げることは悪ではありません。
悪いのはあなたを傷つけようとする人ですから。
では、また更新します!