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【激務・パワハラ!?】ブラックな証券会社の営業マンだった時の体験談

「証券会社の営業マンってぶっちゃけどうなの?」

「激務でブラックなの?」

そんな風に悩んでいませんか?

かくいう僕も、新卒から約半年間、証券会社の営業マンとして仕事をしていました。

今でこそ、SNSYoutubeを通じて様々な情報が手に入るようになったので、「あ、この会社はブラックだ!」とわかるようになったのですが、当時はそういった情報を手に入れる手段はありませんでした。

あなたがこれから就職・転職した後に後悔しないためにも、今回の記事では証券会社の営業マン時代の体験談を書いていきます。

内容は、

  • 証券会社の営業マンはブラックかどうか?
  • 証券会社の営業マンの具体的な一日のスケジュール
  • 証券会社の営業マンはスキルが身に付かないのか?
  • 証券会社の営業マンとして成功するには根性論が正解!?
  • 証券会社の営業マン以外のオススメの仕事

こんな感じでまとめていきたいと思います。

今から20年近く前の話なので、今は改善していることを期待して...。

では、さっそくご紹介していきますね!

 

証券会社の営業マンはブラックかどうか?

結論から言うと、期待を裏切らずブラックです笑

朝が早い、長時間労働、上司からの激詰め、キツイ仕事内容、高くない給料と、ブラック要素を全て兼ね備えた闇色の仕事です。

それぞれ解説します。

 

証券会社の営業マンは朝が早い!

朝の早さが異常です。

5時半には起きてモーニングサテライトを視ます。

出社してタイムカードを押すのは6時50分で、7時には席について日経新聞を読み終わっているのがデフォでした。

今はどうかはわかりませんが、金融業界の朝は基本的には早くて当たり前です。

朝が弱い人には合わない業界です。

 

証券会社の営業マンは長時間労働

営業マンの仕事に終わりはありません。

昼に担当者がいなければ夜に訪問は当たり前。

19時であろうが、23時であろうが、相手がその時間しか空いてなければ相手に合わせるのが営業マンの鉄則。

あと、上司から飲みに誘われたら基本断れないので注意が必要です。

避けて逃げようとしても会社の出口で待ち伏せしていることもあります。

一度捕まると最後、帰宅が午前になることも。

んで、朝は5時半起きという地獄のスパイラル。

日中の仕事中に眠すぎてトイレで仮眠したことあります笑

 

証券会社の営業マンは上司からの激詰めがある

営業マンである以上は数字で結果を出さないといけません。

アポが取れなかったり、口座開設できてなかったりすると、上司から容赦なく詰められます。

「お前、今日数字上がってないけどどうすんの?」

「今日中に一件アポとれよ!?」

そんな厳しい言葉を朝のミーティング、夕方のミーティングで、部の全員の前で言われます。

簡単に言えば、部署の全員の前でさらし者になるってことです。

最初は楽勝でも、それが毎日続くと結構精神的にキツイです。

とにかく早く数字をあげるに越したことはないのですが、証券会社の口座開設って案外ハードル高いですからね。。。

 

証券会社の営業マンの仕事はキツイ!

証券会社の営業マンがやることって、二つしかありません。

これです。

日々泥臭く、

「社長はいますか?」

「一度ご訪問させていただきたく、、、、」

と、相手の会社の迷惑を顧みず、アホみたいに電話をかけまくります。

ITを駆使して世界のマーケットの情勢をリサーチして、それをお客様に届けます、みたいなクールでカッコいい仕事を想像していると現実とのギャップにやられます。

新規開拓という名のテレアポと飛び込み営業ですが、

一日の架電件数は200件越え、飛び込む会社の数は50件越え。

これでも少ないくらいです。

電話はガチャ切りが当たり前。

社会のクズみたいな仕事をしていると自責の念にやられます。

大半の同期は最初の1ヶ月でメンタルやられて、日に日に脱落していきますので、営業マンとして成功したい方は修行だと思って耐えましょう。

耐えた先に何があるのかはわかりませんが、、、、。

 

証券会社の営業マンの給料は高くない!?

新卒の場合、手取りが19万円前後になるんじゃないでしょうか。

まだ営業マンとして何も結果を出していない状態なので、もらえるだけ有難く思えって空気感があります。

もっとお給料が欲しいのであれば

「数字をあげろや!」

です。

それ以上でもそれ以下でもありません。

でも、業務内容の割には少ないですよね...。

ストレスが溜まる仕事なので、日々の飲み代や交際費で消えていくことが多く、気づいたら金がない状態になることも珍しくありません。

 

証券会社の営業マンの具体的な一日のスケジュール

では、実際に僕が体験した具体的な一日のスケジュールをまとめてみたいと思います。

 

証券会社の営業マン時代のガチの一日のスケジュール

朝5時半:起床

6時:駅に向かい電車にのる。日々の激務ですでにフラフラ。

6時50分:会社に到着。誰もいない無人の営業部のオフィスの中で「おはようございます!」とシャウトする。7時になると遅刻扱いになるので急いでタイムカードを押す

7時:席に座って日経新聞を読む。同期のうちの一人が新聞を読みながら寝ている。

7時半:オフィスの机を雑巾がけ

8時:部の営業会議開始。営業部長から一人一人激詰めされる。さすがに「〇すぞ!」とまではいわれないのでホッとする。

9時:営業開始。全員で叫ぶ!

11時半までテレアポ

上司の弁当のパシリ

12時:昼食。急いで食べる。

12時半:午後の営業開始

17時までテレアポ or 飛び込み営業

17時半:上司とマンツーマンで営業の振り返り。ここでも詰められる。

18時:雑務

19時半:帰宅しようとすると上司から飲みに誘われる。

23時:運がいいとここで帰宅。運が悪いとタクシーでキャバクラに

2時:帰宅。即シャワーを浴びて睡眠

 

こんな感じの一日でした。

当時はあまりにもしんどすぎて、起きている間はずーっと眠たかったです笑

あ、一応週休二日でしたので、そこは助かりました。

まあ休みの日っていってもほとんど寝ていますけど笑

 

証券会社の営業マンはスキルが身に付かないのか?

「耐える」「受け流す」「気にしない」というストレス耐性はつくかもしれません。

ある意味、これが営業マンにとって最高の資質の一つでもあるのですが笑

ただ、ほとんどの人は耐えられるに辞めていくので、あまり参考にならないですね。

日々の仕事がテレアポか飛び込み営業くらいなので、何かしらの特別なスキルが身に付くかというと難しいですね。

あるとすれば、図々しさ、でしょうか!?

元々高めの鈍感力がある人であれば、営業マンを経験することにより、さらに無双できるスキルに進化するかもしれません笑

 

証券会社の営業マンとして成功するには根性論が正解!?

結局、テレアポも飛び込み営業も数をこなしたものが勝ちます。

実際、結果を出す人ほど、数をこなしています。

狙い撃ちせず、ガンガン母数を増やしましょう。

ザ、根性論です。

綺麗な仕事の仕方をしてても、結果が出なければ何も意味ないですからね。

 

証券会社の営業マン以外のオススメの仕事

証券会社の営業マンになるのであれば、もっと他にもいい仕事はあると思います。

例えば、同じ金融系でもミドル・バックオフィス関係はどうでしょう?

ノルマはありませんし、給料も悪くありませんから。

営業(フロント)はどうしてもノルマがありますし、数字で結果を出すことが求められますからね。。。

 

まとめ

今回の記事では、証券会社の営業マン時代の体験談について書いてみました。

参考になればうれしいです!